浜松ギター鑑賞友の会

Hamamatsu Classical Guitar Fanclub

浜松ギター鑑賞友の会

会長:江崎 秀行

浜松市中央区半田山3-33-12

TEL・FAX:053-433-8917

■活動報告(2018年度)

◆第91回鑑賞会 谷辺 昌央(たにべ まさお)ギターリサイタル

日時:2018年4月14日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・オペラ『魔笛』より6つのアリア Op.19(W.A.モーツァルト / F.ソル編)

  I. 僧侶の行進

  II. 女の奸計から身を守れ

  III. 再びようこそ

  IV. これはなんと素敵な響きだ

  V. 心正しい人がこんな鈴を持ったら

  VI. おお イシスとオシリスの神よ,なんという喜び!

・モーツァルトの『魔笛』の主題による変奏曲  Op.9(F.ソル)

・ロッシニアーナ 第5番 Op.123(M.ジュリアーニ)

・ギターのためのセレナーデ SJ1154(細川俊夫)

  I. 月光(つきひかり)のもとで

  II. 夢路

・エレジー(J.K.メルツ)

・ロッシニアーナ 第1番 Op.119(M.ジュリアーニ)

 

アンコール

・イエスタデイ ギターのための12の歌(武満徹 編)より

・ミッシェル ギターのための12の歌(武満徹 編)より

谷辺 昌央(たにべ まさお)/ギタリスト プロフィール

 名古屋生まれ。4歳より早期音楽教育を受ける。7歳から父のもとでギターを始め,その後酒井康雄,鎌田慶昭の各氏に師事。東京大学文学部卒。1999年よりドイツ,ケルン音楽大学にてR.アウセル氏に師事し,首席卒業。古楽をK.ユングヘーネル氏に,現代音楽をP.アルヴァレス氏に,音楽現象学をH.リウ氏の下で学ぶ。カールスルーエ音楽大学にてA.フォン・ヴァンゲンハイム氏に師事し国家演奏家資格を取得。

 1986年学生ギターコンクール第1位,GLC最優秀賞,1988年クラシカルギターコンクール第1位,1995年東京大学在学中に,東京国際ギターコンクール最高位となる。2004年ゲーベルスベルク国際ギターコンクール 第1位, 2005年ホセ・トーマス国際ギターコンクール首席入賞,2006年ノルバ・カエサリーナ国際ギターコンクール第1位,ジョアン・ファレッタ国際ギターコンチェルトコンクール第2位,聴衆特別賞など多数のコンクールで入賞。

 2005年ワシントンDCのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。2006年ニューヨークにおけるバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団との共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め,全米およびEU全域でラジオ中継された。ドイツ,アメリカ,スペイン,モンテネグロ,ブラジル,日本などのオーケストラと共演多数。アルゼンチンの“世界のギター音楽祭”他,ヨーロッパ,北米,南米,アジアのフェスティヴァルに招かれリサイタルを行う。西ドイツ放送,アルゼンチン国営放送,西ニューヨーク放送等へ出演。

 南米ツアーにおいては,ブラジルで日系移民100周年記念事業の一環として,林光のギター協奏曲「北の帆船」を南米初演。コジマ録音よりアルバム「アセントゥアード」「すべての人のための祈り」をリリース。レコード芸術特選盤,読売新聞サウンズボックス特選盤など各方面より高い評価を得る。

 2011年より日本に活動の拠点を移し,NHK・名曲リサイタル,東京オペラシティ,宗次ホールでの「武満徹 没後20年記念」リサイタルなど日本での活動を本格化させている。2013年国際交流基金派遣によるコンサート・ツアー(ローマ,アテネ,パリ,ケルン,ルツェルン)を行う。2013年名古屋音楽ペンクラブ賞,2015年芸術創造賞受賞。ドイツのMDGレーベルより「Japanese Guitar Concertos」(武満徹,細川俊夫,林光のギター協奏曲)を世界同時リリース。

 

公式ウェブサイト

■第92回鑑賞会 池田 慎司(いけだ しんじ)ギターリサイタル

日時:2018年6月16日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・アストゥリアス(I.アルベニス)

・聖母マリア頌歌集(アルフォンソ10世)

・アルハンブラの思い出(F.タレガ)

・アラビア風奇想曲(F.タレガ)

・セビーリャ(I.アルベニス)

・祈祷と舞踊(J.ロドリーゴ)

・ドロール(ドノスティア)

・フリア・フロリダ(A.バリオス)

・鐘の響き(J.ペルナンブーコ)

・1つのワルツと2つの愛(D.レイス)

・リオの散歩道(L.ボンファ)

・フェリシタージ(A.C.ジョビン)

・イパネマの娘(A.C.ジョビン)

 

アンコール

・エストレリータ(M.M.ポンセ)

・クラベリートス(J.バルベルデ/M.リョベート編)

◆池田 慎司(いけだ しんじ)/ギタリスト プロフィール

 1976年 北九州生まれ。9才よりクラシックギターを堀幸悦氏に師事。1995年渡西しアルコイにてホセ・ルイス・ゴンサレス氏に師事。同時期にアポロ音楽院に入学し,パーカッションを専攻。

 1996年 スペインギターコンクール(東京)で第2位。1997年 ベーレス・マラガ国際コンクール(スペイン)第2位。1998年帰国。 同年第44回九州ギター音楽コンクール第1位。

 以後演奏活動を開始し,全国各地でリサイタルを行う。 2002年8月,静岡にて行われた「国際ギターセミナーin AOI(講師:オスカー・ギリア,福田進一)」において,特に優秀と認められた生徒第3位に選ばれる。2004年九州交響楽団とアランフェス協奏曲を共演し好評を博す。2008年Hakujuギターフェスタにて,エドゥアルド フェルナンデス,福田進一,荘村清志とカルテットにて共演。

 現在ソロ活動以外に,ギターアンサンブルにも力を注ぎ,レオナルド ブラーボとのギターデュオや「どんでばもす」のメンバーとしても活動中。また様々なジャンルのミュージシャンとの共演も積極的に行い,クラシックギター演奏の可能性を探求し続けている。

 これまでにアルバム「Brasil」,「Buen Viaje」(Ac&Gt), 「Circulation」 (ギターデュオ),「Ibero America」の4枚をリリース。ミュージックカルチャー「プレリュード」,唐人町ギター教室各講師,池田ギター教室(守恒教室・下曽根教室)主宰。

 

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■第93回鑑賞会 デュオ エクイノックス ギターコンサート

日時:2018年8月4日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.3-1(I.ハンドシュキン)

・磁器の塔(N.コシュキン)

・アッシャー・ワルツ(N.コシュキン)

・古い菩提樹(S.ルドネフ)

・ヴァイオリンとギターのための3つのデュオ より第3番(F.モリーノ)

・チェントーネ・ディ・ソナタ Op.64 より 第2番(N.パガニーニ)

・グランド・ソナタ イ長調 より 第2,第3楽章(N.パガニーニ)

・タンゴの歴史より

  カフェ1930,ナイトクラブ1960,ボルデル1900(A.ピアソラ)

 アンコール

・チャルダッシュ(V.モンティ)

◆デュオ エクイノックス プロフィール

 2009年スイスにて,ヴァイオリニスト山口美夕鶴と,クラシックギタリストのアレクサンドル・ガラガノフによって結成。スイス国内で行われたデビューリサイタルでは,地元の新聞に取り上げられ,洗練された音楽性とアンサンブルの質の高さで好評を得た。

 その後,教会やレストランなどでたくさんのコンサートを行い,在学する学校に依頼演奏が来るほどまでになるが,2010年の来日を機に日本での活動を開始。クラシックの定番曲からレベルの高い難曲まで,ロシア民謡,タンゴなど,幅広いジャンルをレパートリーとし,曲間でのMCもわかりやすく楽しい,と定評があり,ラジオ番組やトークイベントのゲストとして招かれることもある。

 コンサートホールでの演奏のみならず,未就学児・小・中学生等の子ども達やお年寄りに「クラシック音楽」が生活に彩りを添え,人生を豊かにすることを伝えるために東海地方を拠点に,東京,神戸,沖縄,海外で活動し,生の音楽を身近に感じてもらう演奏活動を続けている。

 

◆アレクサンドル ガラガノフ  Alexander Galaganov/ギタリスト プロフィール

 ロシア連邦クラスノヤルスク市出身。12才より青少年のための専門音楽院にて,エレ一ナ・ベロ一ヴァに師事。1999年,クラスノヤルスク室内楽コンク一ルにて最優秀賞第1位。2000年,クラスノヤルスク全州音楽コンク一ル,ソロギター部門にて優秀賞第2位。2001年,青少年のための専門音楽院をすべての学科において満点の成績を修め主席で卒業。同年,クラスノヤルスク市音楽コンク一ルにて,最優秀賞第1位。クラスノヤルスク市市長からあらゆる分野において歴代最も活躍した才能ある人々に送られる名誉賞を最年少にて授与。さらに同年,クラスノヤルスク州立音楽演劇アカデミーより招待を受け,最優秀の成績にて入学。同年,政府からの奨学金を受ける。

2004年,ナデジュダ国際音楽コンク一ルにて優秀賞第2位。在学中,ソロと室内楽をコンスタンティン・ミロノブに師事。2007年,コンサートパフォ一マ一,室内楽奏者のスペシャリストとしてディプロマを取得。同時に教師の資格を取得。2008年ロ一ザンヌ音楽院(スイス)に入学しジョージ・バシリフに師事。

 在学中,ゾラン・ドュキチ,ドュサン・バグダノヴィッチ,パヴェル・シュタイドルのマスターコ一スに学校の代表として参加。2009年コンサ一卜ディプロマを取得し,特待生として最優秀の成績で卒業。また2008年スイスにて,ヴァイオリニス卜山ロ美夕鶴とDuo Equimox(デュオ・エクイノックス)を結成し,デビューリサイタルでは新聞などに取り上げられ,スイス国内で高く評価された。

2010年より日本において演奏活動を活動する。2016年5月,第24回山陰ギターコンクール,プロフェッショナル部門にて第1位。あわせて島根県知事賞を受賞。現在,三重県桑名市を拠点に愛知,岐阜,三重の東海地区,東京,大阪,神戸,沖縄,ロシア,スイスなど国内外を問わずソリスト,室内楽奏者として活動している傍ら,ロシアの音楽教育を基にした教授活動にも力を入れている。

 

◆山口 美夕鶴(やまぐち みゆづ)/ヴァイオリニスト プロフィール

 2006年名古屋音楽大学大学院音楽研究課卒業。在学中に卒業演奏会,定期演奏会など多数の演奏会に出演。また7回連続トップの成績で室内楽の夕べに出演。2008年ローザンヌ音楽院(スイス)に留学し,ミラノスカラ座ソリストコンサートマスターであるフランチェスコ・デ・アンジェリスに師事。翌年ローザンヌ音楽院の特待生となり奨学金を受ける。2010年コンサートディプロマを取得し,最優秀の成績で卒業。在学中にティボール・ヴァルガ・オーケストラの一員として,またスイスヴァレー室内楽団「Divertiment」のアシスタントコンサートマスターとしてもスイス国内で多数のコンサートに出演。2009年スイスにて,クラシックギタリストのアレクサンドル・ガラガノフとDuo Equinox(デュオ・エクイノックス)を結成し,デビューリサイタルでは,スイス国内で高く評価された。2010年「ショスタコービッチの夕べ」と題して,ショスタコービッチの歴史や楽曲分析の解説を含めた弦楽四重奏のコンサートを主催し,新聞に取り上げられる。同年,日本にて凱旋帰国リサイタルをBECHSTEIN-Suzuka 音の工房にて行い好評を得る。またM.フリッシェンシュラガー,M.イウラート,竹澤恭子,室内楽をデュオ・ハヤシ,バルトーク弦楽四重奏団他多数のマスターコースを受講。これまでにソロを(故)植村祐子,伊藤美佐子,(故)田中千香士,後藤龍伸,M.イウラート,ガブリエル.A.バウアー,フランチェスコ・デ・アンジェリスに,室内楽を林俊昭,(故)田中千香士,D.ヘルフィガーに,即興奏法をF.J.ルイスの各氏に師事。現在日本国内において,ソリスト,室内楽奏者として活動している傍ら「みゆづバイオリン教室」を桑名と名古屋で運営し,教授活動にも力を入れている。

 

A.ガラガノフ(Gt)公式ウェブサイト

◆山口美夕鶴(Vn)公式ウェブサイト

■第94回鑑賞会 新井 伴典(あらい とものり)ギターリサイタル

日時:2018年10月20日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・ベニスの謝肉祭(F.タレガ)

・ラグリマ(F.タレガ)

・二人の幼い姉妹(F.タレガ)

・アラビア風奇想曲(F.タレガ)

・セビーリャ幻想曲(J.トゥリーナ)

・入り江のざわめき(I.アルベニス)

・舞踏礼賛(L.ブローウェル)

・フリア・フロリダ(A.バリオス)

・南のソナチネ(M.M.ポンセ)

・ソナタ Op.47(A.ヒナステラ)

 

アンコール

・プレリュード No.1(H.ヴィラ=ロボス)

・11月のある日(L.ブローウェル)

・セギディーリャ(E.プジョール)

◆新井 伴典(あらい とものり)/ギタリスト プロフィール

 東京,渋谷生まれ。6才よりギターを父,和夫に師事。ジュニアギターコンクール・学生ギターコンクール・第6回スペインギター音楽コンクールで優勝し,92年ドイツ国立ケルン音楽大学入学。2000年ドイツ国家演奏家資格コース終了。ドイツ滞在中にヨーロッパ各地の主なコンクールで入賞する。現在までに原 善伸,佐々木 忠,ゾーラン・デュキッチ,トーマス・ミュラー=ぺリングに師事。

 ALM RECORDSより3つのソロアルバム「アブリール」(2005年),「スペインの城」(2006年),「シンプル・エッセンス」(2011年)はいずれも『レコード芸術』誌にて特選盤に選出。GGレーベルよりアルポリール・ギタートリオ「アルポリズム」(2006年),ウッドノートスタジオレーベルより松田弦とのギターデュオ「夏の列島」(2011年),宮下仁司とのギターデュオ「夏国のアクア」(2014年)をリリース。2016年4月にはオクタヴィアレコードよりフルート奏者の上野由恵とのアルバム「ピレネーを越えて」を発表。同年8月には1人の作曲家に光を当てる”ワン・コンポーザー・シリーズ”の第1弾として「ジャック・イベール作品集」を松田弦と共にリリース。

 2013年と2015年にJELA(日本福音ルーテル社団)主催の” 世界の子ども支援チャリティコンサート”にフルート奏者の上野由恵と出演し全国12ヶ所のツアーを行う。

2017年7月,ワン・コンポーザー・シリーズ”の第2弾デュオアルバム「12のスペイン舞曲集~グラナドス作品集」をリリースしレコード芸術誌の特選盤に選出。

 現在までにドイツ,ポーランド,オーストリア,イタリア,チェコ,ベルギー,フランス,タイ,フィリピン,インドネシア,ネパール,ベトナムで演奏。後進の指導にも努め,門下生の入賞歴は140を超える。上野学園大学クラシックギター科非常勤講師(大学,短大,高校,中学)。現代ギターGG学院講師。

 

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■特別鑑賞会 2017年 東京国際ギターコンクール優勝者リサイタル

 小暮 浩史(こぐれ ひろし)ギターリサイタル

日時:2018年11月23日(金) 開場18:30,開演19:00

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

共催:ヤマハミュージックリテイリング浜松店

 

◆プログラム

・ファンタジア(J.ダウランド)

・ソナタ K.208,K209(D.スカルラッティ)

・マルヴィーナへ(J.K.メルツ)

・アリアと変奏 第1番(G.レゴンディ)

・舞踏の旋回(C.R.リヴェラ)

・郷愁のショーロ(A.バリオス)

・美と弧(藤元高輝)

・南米風変奏曲(S.アサド)

・リベルタンゴ(A.ピアソラ/R.ディアンス 編)

・天使の死(A.ピアソラ/L.ブローウェル 編)

 

アンコール

・オブリビオン(A.ピアソラ/R.ディアンス編)

◆小暮 浩史(こぐれ ひろし)/ギタリスト プロフィール

 1988年,東京都生まれ。16歳より独学でアコースティックギターを始め,その後18歳より本格的にクラシックギターを始める。これまでギターを高田元太郎,福田進一各氏に師事。またマヌエル・バルエコ,エデュアルド・フェルナンデス,パヴェル・シュタイドル,ゾーラン・デュキッチ各氏ほか国内外の演奏家のマスタークラスを多数受講。JGAギター音楽祭にゲスト出演するなど,現在は全国各地でリサイタルや演奏活動を行っている。世界的ギタリスト福田進一氏から「晩学の天才」と称され,2013年にデビューアルバム『舞踏の旋回』をリリース。2009年:日本ギターコンクール大学生の部 第1位,2010年:スペインギター音楽コンクール 第1位,2012年:クラシカルギターコンクール 第1位,2013年:日本ギターコンクール オヌール部門 第1位,2017年:ヴェリア国際ギターコンクール(ギリシャ) 第1位,2017年:東京国際ギターコンクール 第1位。早稲田大学教育学部社会科学科を卒業後,2014年10月より渡仏。ストラスブール音楽院にてギターをデュオ・メリス(アレクシス・ムズラキス,スサナ・プリエト両氏),古楽および演奏解釈を今村泰典氏に師事。2016年度 文化庁新進芸術家海外研修員。

 

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■第95回鑑賞会 益田 展行(ますだ のりゆき)ギターリサイタル

日時:2018年12月15日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

 

◆プログラム

・プレリュード 1番,11番(F.タレガ)

・アラビア風奇想曲(F.タレガ)

・ロシータ(F.タレガ)

・グランド ソナタ 第1番 Op.22(F.ソル)

・プレリュード 3番,2番,7番,10番,5番,4番(F.タレガ)

・グランド ソナタ 第2番 Op.25(F.ソル)

 

アンコール

・エチュード Op.31-23(F.ソル)

・ラグリマ(F.タレガ)

◆益田 展行(ますだ のりゆき)/ギタリスト プロフィール

 幼少よりギターを始め,これまでに益田洋一,佐々木忠,H.ケッペル,T.ツァビエルハ各氏に師事。ドイツ学術交流会(DAAD)より奨学金を得てドイツに渡り,ケルン音楽大学アーヘン校・演奏家課程,ケルン音楽大学・修士課程を卒業。その後,フランツ・リスト音楽大学(ワイマール)にて研鑽を積む。在学中に3期にわたり(財)野村国際文化財団(現,(財)野村財団)より奨学金を授与される。

 東京国際ギターコンクールをはじめ,ハインスベルク国際(ドイツ),フォルム・ウィーン国際(オーストリア),パリ・アントニー国際(フランス)など内外の15の国際コンクールにおいて上位入賞を果たすなど輝かしい賞歴を重ねており,ソロ,室内楽,オーケストラとの協演などヨーロッパ各国にて公演を行っている。

 2012年に日本に帰国。2016年1月にリリースした「plays Bach バッハ作品集」は「衝撃的なデビュー作」(現代ギター誌) と評され,レコード芸術誌特選盤に選ばれている。

 

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■第96回鑑賞会 大萩 康司(おおはぎ やすじ)ギターリサイタル

日時:2019年2月23日(土) 開場18:00,開演18:30

会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックリテイリング浜松店8階)

共催:ヤマハミュージックリテイリング浜松店

 

◆プログラム

・11月のある日(L.ブローウェル)

・舞踏礼讃(L.ブローウェル)

・ギターのための4つの小品(E.モリコーネ)

・森の中で(武満徹)

・ラウンズ(J.ウィリアムス)

・12のエチュード 全曲(H.ヴィラ=ロボス)

・ショーロス 第1番(H.ヴィラ=ロボス)

 

アンコール

・そのあくる日(R.ゲーラ)

・”さくら”による主題と変奏(横尾幸弘)

◆大萩 康司(おおはぎ やすじ)/ギタリスト プロフィール

 高校卒業後にフランスに渡り,パリのエコール・ノルマル音楽院,パリ国立高等音楽院で学ぶ。ギター国際コンクールとして世界最高峰とされるハバナ国際ギター・コンクール第2位,合わせて審査員特別賞を受賞。その後4年間キジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し,4年連続最優秀ディプロマを取得。日本国内での精力的な活動に加え,世界各国に活躍の幅を広げ,各地で熱狂的な支持を得ている。ルネサンスから現代曲まで多彩なレパートリーを持ち,ソロ,室内楽,協奏曲と幅広く取り組んでいる。ジャズ・ギタリストとの共演や,バレエとのコラボレーションなど,ジャンルを超えた活動を展開し,メディアへの露出も多く,NHK「トップランナー」やTBS「情熱大陸」,TX「たけしの誰でもピカソ」等にも出演。これまでに14枚のCDおよび2枚のDVDをリリース。

 ギターを萩原博,中野義久,福田進一,キャレル・アルムス,アルベルト・ポンセ,オリヴィエ・シャッサンの各氏に,ソルフェージュを山田順之介,リュート,テオルボ,バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に,室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。

 2012年アストル・ピアソラの没後20年を記念したアルバム「ASTOR PIAZZOLLA」,2013年ベンジャミン・ブリテン生誕100年を記念した「ノクターナル」,さらに翌年リリースした小品集「エル・アブラーソ」は,レコード芸術誌において特選盤に選ばれた。

 2014年には,モスクワのチャイコフスキー・ホールで開催されたギター・ヴィルトゥオーゾ・フェスティバル,台湾国際ギターフェスティバル,コロンビアのボゴタで開催されたコンペンサール・ギターフェスティバル,さらには日本・キューバ国交400年記念事業として行われたハバナ市のホセ・マルティ劇場での公演などにソリストとして参加。

 2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルでは,サイトウ・キネン・オーケストラの一員としてベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏するなど,その活動は多岐に渡る。

 第6回ホテルオークラ音楽賞,第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。

 

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