■活動報告(2026年度)
◆第135回鑑賞会 大萩 康司 ギターリサイタル
日時:2026年4月18日(土) 開場18:00,開演18:30
会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックジャパン浜松店8階)
◆プログラム
・ギターのための五つの詩(三善晃)
〈原っぱ〉日輪ごとの斜景に 母のエプロン溺死
〈乳房〉従姉妹のごとき教師なれど 寝苦しき
〈晩夏〉行く末を 占はんため割るべし ラムネ壜(びん)
〈密柑(みかん)〉その後(あと)を言はず痙攣す 妹の頸(くび)
〈家出〉夕映(ゆうば)えの 怖きブランコの縄に触り
・エピターズ(三善晃)
・サラバンド(F.プーランク)
・ドビュッシー讃歌(M.de.ファリャ)
・亡き王女のためのパヴァーヌ(M.ラヴェル)
・セゴビアーナ(D.ミヨー)
・永劫の螺旋(L.ブローウェル)
・11月のある日(L.ブローウェル)
・エリのためのパッサカリア(L.ブローウェル)
・ラ・グラン・サラバンダ(2019)(L.ブローウェル)
アンコール
・キューバの子守歌(L.ブローウェル)
・その明くる日(R.ゲーラ)
◆大萩 康司(おおはぎ やすじ)/ギタリスト プロフィール
高校卒業後にフランスに渡り,パリのエコール・ノルマル音楽院,パリ国立高等音楽院で学ぶ。1998年ハバナ国際ギター・コンクール第2位,審査員特別賞受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し,4年連続最優秀ディプロマを取得。ギターを萩原博,中野義久,福田進一,キャレル・アルムス,アルベルト・ポンセ,オリヴィエ・シャッサンの各氏に,ソルフェージュを山田順之介,リュート,テオルボ,バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に,室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。2003年ワシントン·ケネディ·センター初公演でインターネット全世界同時配信,2005年キューバ音楽見本市「CUBADISCO 2005」に邦人クラシックギタリスト初出演,2010年国際交流基金によるカナダ5都市ツアー,2014年モスクワ,台湾,コロンビアでの国際ギターフェスティバル,日・玖国交400年記念事業公演,2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し,ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏,など国内外で活動を展開。2019年には台湾国際ギターフェスティバルにソリスト&マスタークラス講師として参加。「NHKトップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「クラシック倶楽部」「ららら♪クラシック」「情熱大陸」「題名のない音楽会」「たけしの誰でもピカソ」等メディア露出も多数。近年では2019年夏にNHK交響楽団(井上道義指揮)と「アランフェス協奏曲」を演奏し好評を博したほか,ラ・フォル・ジュルネTOKYO,セイジ・オザワ松本フェスティバル,霧島国際音楽祭,宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。2015年から3年ハクジュホールでのセルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるC=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との世界初演(2017)などギターの可能性を追い続ける。第6回ホテルオークラ音楽賞,第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学,大阪音楽大学各客員教授。
◆第136回鑑賞会 原 善伸 ギターリサイタル
日時:2026年6月6日(土) 開場18:00,開演18:30
会場:ヤマハかじまちホール(ヤマハミュージックジャパン浜松店8階)
◆プログラム
・グランドソナタ ハ長調 Op.22(F.ソル)
・幻想曲 第5番「パイジェッロの主題による変奏曲」Op.16(F.ソル)
アンコール
・エチュード ロ短調 Op.35-22(月光)(F.ソル)
・アルハンブラの想い出(F.タレガ)
◆原 善伸(はら よしのぶ)/ギタリスト プロフィール
ギターを奥田紘正,K.H.ベットナー,佐々木忠の各氏に師事。1973年東京第一生命ホールにてデビューリサイタルの後ドイツへ留学。1976年ドイツ国立ケルン音楽大学を首席で卒業,ブレーメン音楽院専任講師に就任する。1979年帰国,日本各地をはじめドイツを中心にヨーロッパでも広く演奏活動を行う。日本大学芸術学部音楽学科講師,熊本大学教育学部音楽学科講師,洗足学園音楽大学ギターコース教授を歴任。2021年洗足学園より名誉教授の称号を授与される。またALM RECORDSより17タイトル21枚に及ぶCDを発売している。近年はフェルナンド・ソルの演奏と研究に力を注ぎ,2021年にCD「ソル/ギターのための全練習曲」,2023年「ソル/ギターのための幻想曲」,2025年「ソル/ギターのための大ソナタ」を発表し,高評価を得ている。
◆第137回鑑賞会 斎藤 優貴 ギターリサイタル
日時:2026年8月22日(土) 開場18:00,開演18:30
会場:かじまちヤマハホール(ヤマハミュージックジャパン 浜松店 8階)
◆プログラム
・シャンソン(E.シャンド)
・ツィガーヌ Op.66(E.シャンド)
・4つの小品(L.バークリー)
Moderato ma con brio
Andante con moto
Lento
Allegro, energico
・3つのビートルズソング(レノン&マッカートニー)
イエスタデイ (武満徹 編)
エリナー・リグビー (斎藤優貴 編)
ノルウェイの森 (冨山詩曜 編)
・ファンタジア op. 107(M.アーノルド)
・チュニジアの夜(J.B.ガレスピー/R.ディアンス 編)
・カプリコーンの歌(R.ディアンス)
・愛の讃歌(M.モノー/R.ディアンス 編)
・僕の部屋に雨が降る(C.トレネ/R.ディアンス 編)
・リブラ・ソナチネ(R.ディアンス)
アンコール
・タンゴ・アン・スカイ(R.ディアンス)
・クレームダンジュ(斎藤 優貴)
◆斎藤 優貴(さいとう ゆうき)/ギタリスト プロフィール
神奈川県川崎市出身。5歳よりギターを始める。これまでに大沢一仁,村治昇,鈴木大介,坪川真理子,荘村清志,江間常夫,金庸太,村治奏一各氏に師事。作曲を伊左治直氏に師事。日本ギターコンクール第1位ほか,国内多数のコンクールで優勝・入賞したのち,ドイツのフランツ・リスト・ワイマール音楽大学及びロベルト・シューマン・デュッセルドルフ音楽大学にて,リカルド・ガレン,ホアキン・クレルチ,アレクサンダー=セルゲイ・ラミレス各氏に師事。2020年度及び2021年度ロームミュージックファンデーション奨学生。2021年ギターの三大コンクールの1つとされるミケーレ・ピッタルーガ国際ギターコンクール (イタリア) で第2位(1位なし)を受賞。2023年には同じく世界トップレベルのコンクールの1つである,アンドレス・セゴビア国際ギターコンクールで日本人史上最高となる第2位を受賞。世界中から大きな注目を集めた。またモットラ国際ギターコンクール第1位(イタリア),コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール第1位及び課題曲賞(スペイン),クリアカン国際ギターコンクール第1位 (メキシコ),メルボルン国際ギターコンクール第1位 (オーストラリア),オミシュ国際ギターコンクール第1位 (クロアチア),トゥウェンツ国際ギターコンクール第1位 (オランダ),ヴェリア国際ギターコンクール第1位(ギリシャ),エルチェ国際ギターコンクール第1位(スペイン),プレスティ・ラゴヤ国際ギターコンクール第1位(フランス),タリン国際ギターコンクール第1位(エストニア),テュービンゲン国際ギターコンクール第1位(ドイツ),オールボー国際ギターコンクール第1位(デンマーク),サラエヴォ国際ギターコンクール第1位(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)など世界各地の国際コンクールでの受賞数は,日本人ギタリストとして最多の55にのぼる。2018年クラシックギター界最大のフェスティバル連盟『ユーロストリングス』のアーティストに日本人・アジア人として初めて選出。これまでにドイツ,スペイン,フランス,イタリア,メキシコをはじめ,世界15ヶ国以上でコンサートやマスタークラス,コンクールの審査員などを務める。2022年紀尾井ホールで開催される公益財団法人 日本製鉄文化財団主催「紀尾井 明日への扉」で日本デビュー。同年自身初のCDとなる「Treasures of Italy (イタリアの至宝たち)」をDotGuitar(イタリア)からリリース。2024年秋より活動拠点を日本へ移す。同年川崎市アゼリア輝賞を受賞。またMUZAジルベスターコンサート2024にて,故秋山和慶氏指揮,東京交響楽団との共演で好評を博す。2025年Hakuju ギター・フェスタ「旬のギタリストを聴く」,MUZAランチタイムコンサート & MUZAワインBARをはじめ,全国各地で演奏活動を展開。テレビ朝日「題名のない音楽会」,フジテレビ「めざましテレビ」,テレビ神奈川「LOVEかわさき」などメディアにも多数出演。コンサートでは,現地の作品や邦人作曲家による新作ギター作品を積極的に取り入れた革新的なプログラムを展開し,国境を越えて多くの聴衆から高い評価を得ている。また自身の作編曲や独自の演奏技術を駆使した自由な演奏スタイルも注目を集めている。近年は若手ギタリスト集団「チェ・ギターラ」のメンバーとして,コンサートやコンクールの企画運営にも携わり,クラシックギターに新たな時代の息吹をもたらしている。
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